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キャリアコンサルタント試験の難易度・合格率について解説

【最新28回】キャリアコンサルタント試験の難易度・合格率は?おすすめの勉強方法も紹介

更新日: 2025/04/14

はじめに

キャリアコンサルタント試験を受験しようか迷っている方にとって、試験の難易度や合格率は気になるポイントではないでしょうか。
また、受験者や合格者はどのように勉強していたのか知りたいところです。

本記事では、第1回から最新の28回キャリアコンサルタント試験の難易度・合格率をもとに詳しく解説します。
さらには、試験対策やおすすめ勉強方法も紹介します。ぜひ参考になさってください。

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キャリアコンサルタント試験の難易度

キャリアコンサルタントの難易度は結論から言うと決して高くはありません。
過去10回の試験機関別の平均値を見ても、学科試験は66.2%程度、実技試験は63%程度、同時合格は52.4%程度となっています。

つまり、受験者の学科試験は7割近く、実技試験は6割以上、同時合格は半数以上が合格できることから、 キャリアコンサルタント資格は比較的取得しやすく、難易度は決して高くはないといえるでしょう。

また、下記表の第1回から最新までの合格率と、概ね安定している近年の過去10回の合格率を比較しても、 学科試験は64%程度、実技試験は62.2%程度、同時合格は50.7%程度となっています。

第1回から最新と過去10回(第19回から最新28回)の合格率の平均値の比較

合格率の中央値 第1回から最新 過去10回(第19回から最新)
学科試験 63.8% 63.6%
実技試験 65.5% 62.2%
同時合格 53.6% 50.7%
合格率の平均値 第1回から最新 過去10回(第19回から最新)
学科試験 63.3% 66.2%
実技試験 65.6% 63.0%
同時合格 50.6% 52.4%

過去10回(第19回から最新)の試験機関別合格率の平均値の比較

キャリアコンサルティング協議会 日本キャリア開発協会 平均値
学科試験 68.5% 65.8% 67.1%
実技試験 62.6% 65.8% 64.2%
同時合格 51.2% 54.9% 53.2%

他の資格との比較から難易度を分析

キャリアコンサルタントと他の資格を比較しました。
ファイナンシャル・プランニング技能士2級(以下FP2級)はキャリアコンサルタント資格と同様に、学科試験と実技試験、合格免除制度、ひと年度3回試験があります。
ほぼ同条件と考えて、FP2級よりやや易しいようです。
※2025年4月からFP試験はCBT試験に変更され、何度でも受験可。

資格名 合格率 難易度
行政書士 10~14%程度 難しい
宅地建物取引士 15~17%程度 難しい
ファイナンシャル・プランニング技能士2級 40~60%程度 難しい~普通
キャリアコンサルタント 50~65%程度 普通
ファイナンシャル・プランニング技能士3級 85%程度 易しい

難易度のまとめ

キャリアコンサルタント試験の合格率は50~65%程度だということがわかりました。
キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会との合格率の差もほとんどないため、どちらが易しいということもありません。

キャリアコンサルタント資格は、年に3回あり、不合格でもすぐに再受験できます
また、受験者の多くは実務経験がなく、養成講習を受講しています。養成講習で学科も実技も教わることができるため、合格率は比較的高いことが考えられます。
養成講習を受講し、さらに自宅での学習を万全にすることで、キャリアコンサルタント資格の難易度は決して高くはないといえるでしょう。

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キャリアコンサルタント試験の合格率

キャリアコンサルタント最新試験の合格率や、過去の合格率の推移などを詳しく見ていきます。

最新試験(第28回2025年3月実施)の合格率

キャリアコンサルタント最新28回試験の合格率は、学科試験68.4%、実技試験67.7%、学科と実技同時受験55.9%です。
年代別の合格率では、学科試験は若年層が多く、実技試験では社会経験を積んでいるキャリア層が多くみられます。

キャリアコンサルタント最新試験合格率

受験者数 合格者数 合格率
学科試験 6,298人 4,310人 68.4%
実技試験 5,969人 4,040人 67.7%
同時合格 4,876人 2,726人 55.9%

キャリアコンサルタント最新28回試験年代別合格率

年代 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 30歳未満 605人 434人 71.7%
30〜39歳 1,497人 1,097人 73.3%
40〜49歳 1,715人 1,216人 65.1%
50〜59歳 1,867人 961人 55.1%
60〜69歳 594人 351人 59.1%
70歳以上 20人 1 20%
実技試験 30歳未満 626人 414人 66.1%
30〜39歳 1,415人 1,056人 73.1%
40〜49歳 1,629人 1,139人 69.9%
50〜59歳 1,706人 1,111人 65.1%
60〜69歳 541人 310人 57.3%
70歳以上 22人 10人 45.5%

第28回キャリアコンサルティング協議会(CCC)最新試験合格率

キャリアコンサルティング協議会最新試験の合格率は、学科試験、実技試験ともに、60%を超えています。
また、同時受験においても約50%のため、高めの合格率と言えるでしょう。 年代別合格率では、シニア層より上の世代を除き約50%から70%を超え、高めの水準となっています。

キャリアコンサルティング協議会最新試験合格率

受験者数 合格者数 合格率
学科試験 4,760人 3,298人 69.3%
実技試験 4,705人 3,163人 67.2%
同時受検 3,828人 2,097人 54.8%

キャリアコンサルティング協議会最新試験年代別合格率

年代 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 30歳未満 468人 340人 72.6%
30〜39歳 1,154人 860人 74.5%
40〜49歳 1,292人 913人 70.7%
50〜59歳 1,412人 925人 65.5%
60〜69歳 420人 258人 61.4%
70歳以上 14人 2人 14.3%
実技試験 30歳未満 504人 325人 64.5%
30〜39歳 1,138人 845人 74.3%
40〜49歳 1,283人 885人 69.0%
50〜59歳 1,359人 877人 64.5%
60〜69歳 405人 225人 55.6%
70歳以上 16人 6人 37.5%

第28回日本キャリア開発協会(JCDA)最新試験合格率

日本キャリア開発協会最新試験の合格率は、学科試験が56.2%、実技試験が73.7%となっており、キャリアコンサルティング協議会と比較して開きがあります。
同時受験では52%を超えています。年代別合格率の実技試験では、70歳以上の年代を除いて、ほぼ70%以上の合格率が特徴的です。

日本キャリア開発協会最新試験合格率

受験者数 合格者数 合格率
学科試験 1,538人 1,012人 65.8%
実技試験 1,264人 877人 69.4%
同時受検 1,048人 629人 60.0%

日本キャリア開発協会最新試験年代別合格率

年代 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 30歳未満 137人 94人 68.6%
30〜39歳 343人 237人 69.1%
40〜49歳 423人 295人 69.7%
50〜59歳 455人 291人 64.0%
60〜69歳 174人 93人 53.4%
70歳以上 6人 2人 33.3%
実技試験 30歳未満 122人 89人 73.0%
30〜39歳 307人 211人 68.7%
40〜49歳 346人 254人 73.4%
50〜59歳 347人 234人 67.4%
60〜69歳 136人 85人 62.5%
70歳以上 6人 4人 66.7%

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第1回から最新28回試験までの合格率の推移

第1回から最新試験までの合格率をグラフと表に示しました。
第4回と第9回の学科試験がとても低く、かなり例外とみられます。実技試験は近年は比較的落ち着いた推移となっていますが、学科試験は波があるようです。

キャリアコンサルタント試験第1回から最新試験合格率の推移
学科試験実技試験同時合格
第28回68.4%67.7%55.9%
第27回59.7%67.4%50.4%
第26回65.5%62.2%50.7%
第25回63.7%66.5%51.7%
第24回52.6%65.4%45.4%
第23回83.6%63.0%60.7%
第22回82.2%64.6%59.3%
第21回61.7%57.7%46.9%
第20回77.9%60.2%54.9%
第19回61.6%61.1%48.6%
第18回81.1%63.5%60.1%
第17回56.8%58.1%43.3%
第16回64.6%61.2%50.0%
第15回75.0%63.0%55.3%
第14回67.2%65.9%55.3%
第13回71.1%61.3%54.0%
第12回75.5%65.5%58.5%
第11回62.6%74.7%57.4%
第10回64.2%70.1%54.8%
第9回30.5%67.8%30.1%
第8回63.3%69.5%54.3%
第7回54.3%72.7%51.2%
第6回62.7%70.7%53.6%
第5回50.3%68.1%43.1%
第4回21.3%68.9%20.5%
第3回64.3%63.2%49.3%
第2回75.7%64.4%55.6%
第1回77.8%60.0%47.6%

過去10回2試験機関同時合格の合格率の推移

試験機関別同時合格の合格率を、過去10回分グラフと表に示しました。
波の形は類似していますが、第19回から第21回は数値に差があります。近6回は概ね同じ傾向が見られます。

過去10回2試験機関同時合格の合格率の推移
キャリアコンサルティング協議会日本キャリア開発協会
第28回54.8%60%
第27回49.6%52.7%
第26回48.4%56.6%
第25回52.7%49.1%
第24回45.2%45.8%
第23回61.2%59.8%
第22回59.3%59.3%
第21回43.9%52.2%
第20回51.0%60.7%
第19回46.1%52.5%

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キャリアコンサルタント試験対策

ここではキャリアコンサルタント試験の試験対策についてお伝えします。
学科試験は試験機関で共通ですが、実技試験は異なりますので注意しましょう。

第1回から最新28回試験までの合格率の平均

養成講習を修了した後の自己学習が重要です。以下では、学科試験対策についてお伝えします。

問題集・テキストを活用する

学科試験の対策には以下を使用します。
  • 養成講習のテキスト
  • 過去問
  • 市販の問題集
  • 必要に応じて市販の参考書

どの資格試験も基本は過去問を重要視します。養成講習のテキストだけでは足らないため、問題集も必要です。
さらには、苦手な科目など必要に応じて、詳しく解説された参考書があってもよいかもしれません。

問題集には、主に四肢択一問題と一問一答問題があります。
四肢択一問題を解く際には、四肢のうちの一肢ずつ、なぜ正しいのかなぜ誤りなのか、誤りならどこが間違いなのか、一問一答問題と同様に解き、理解を深めていくことが大切です。

学習する際に大切なことは、隙間時間を活用することです。隙間時間は塵も積もれば山となるため非常に重要です。
通勤時間や移動時間、待ち合わせまでの時間など、時間が少しでも空いたら問題を解くように心がけます。

また、問題集や参考書はあまり冊数を広げすぎないようにします。広げすぎるとすべてが中途半端になり焦りがでます。少ない問題集を繰り返し解くようにするとよいでしょう。

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学習方法の一例

学習方法は人それぞれですが、以下も参考になさってみてください。

1.養成講習終了後、まずは1回分の過去問を解く。
点数や時間は関係なく、まずは一度過去問を解きます。これは実際の試験問題がどういうものなのか把握するためです。
「こんな問題が出るんだ」「こんな感じなんだ」と経験するだけで試験のイメージがつきやすくなります。

2.苦手科目から始める。
苦手科目は頭に入るまで時間がかかります。後回しにすると時間が足らなくなり、焦ることになります。早めに取りかかることが大切です。

3.テキストと問題を交互にやる。
テキストを読んだら、その部分の問題を解きます。
例えば、一章または一節といった区切りのよいところまでテキストを読んだら、その箇所の問題を解きます。
テキスト→問題集→テキスト→問題集の流れによって、頭に入りやすくなります。

4.問題集を繰り返し解く。
ある程度理解できたら、問題集を何度も繰り返し解きます。
繰り返し解いていくと、始めの文言で答えがわかるようになってしまいますが、ひとつひとつの正誤とその理由を考えて解くことが重要です。

5.過去問を繰り返し解く。
問題集もある程度解けるようになったら、試験をイメージし、時間をきちんと測って過去問を何度も繰り返します。
できれば過去10回分以上をやるのが理想です。よく出題されている箇所や自分が苦手な箇所がわかるようになるので、徹底的に覚えていきます。

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実技試験対策

以下では、実技試験対策についてお伝えします。
実技試験は試験機関ごとに、論述試験や面接試験の評価項目が異なります。
試験機関ごとの実技論述試験の出題の違いは以下のとおりです。

団体 出題形式
キャリアコンサルティング協議会

事例記録を読み、設問に解答する。
事例記録とは、キャリアコンサルタントが行った面談を元に重要ポイントを挙げ、感じたことや今後について記載されたもの。

日本キャリア開発協会

逐語記録を読み、設問に解答する。
逐語記録とは、面談内容を一語一句、文字に起こしたもの。

実技論述試験の模範解答は公開されていません。対策しにくく感じますが、解答にはコツがあります。
基本的に論述試験の設問は変更されていません。過去問をみて、設問に対してどのように答えるかの「型」を意識し、あとは事例内容をあてはめていくようにします。
例えば、問題点を答える問題であれば、「なぜそう思ったのかの根拠+問題点の指摘」のような型です。

また、設問は連動しているため、設問ごとの単独の解答ではなく、繋がりを持たすことが大切です。
事例記録の文言をそのまま使い、重要なキーワードやフレーズを使用して記述することも得点につながる可能性があります。
論述試験は慣れが重要です。時間を測り、何度も繰り返し練習をしましょう。

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キャリアコンサルティング協議会実技論述試験対策

キャリアコンサルティング協議会の問題は、空白箇所がある作成途中の事例記録になっています。
相談者が相談したかったことは何かや、担当したキャリアコンサルタントがどのような意図で応答したかなどを解答します。

キャリアコンサルティング協議会の論述試験は毎回ほぼ同じ問いのため、以下の対策が重要です。

設問内容 ポイント 型・コツ・答え方
設問1 相談者が相談したかったことは何か。 相談者目線の悩みを事例記録の言葉から探して答える。

型の例1「◯◯という状況で、どうすれば良いか悩んでいる」
型の例2「◯◯で悩んでおり、今後の対応について相談したい」

設問2 キャリアコンサルタントがどのような意図で応答したと考えるか。 キャリアコンサルタントとして、なぜその質問をすべきだったのかを答える。 「感情の反射」「関係性構築」「気持ちの振り返り」のような言葉を入れて答えると良い。
設問3 相談者の問題とその根拠は何か。 「相談者の問題」について 「自己理解」「職業理解」「職務理解」の不足を指摘する。

型の例1「◯◯について自分自身がどのようにしたいかが不明確であり、自己理解が不足していると考えられること」

型の例2「◯◯の職務役割と職業環境の理解ができておらず、情報が不足していると考えられること」

型の例3「◯◯であると安易に思い込んでいること」

「その根拠」について 相談者の理解不足と思われる言動を探す。

型の例1「◯◯というクライアントの発言から、自己理解不足がうかがえる」

型の例2「◯◯というクライアントの言動から、職業理解不足がうかがえる」

設問4 どのような方針で進めていくか。 最後に「支援する」「サポートする」で終わるとよい。

型の例1「引き続き寄り添いながら関係構築を行い、◯◯について何が問題点なのかを整理する手伝いをする」

型の例2「ジョブ・カードのキャリアプランシートや補助シートの作成を勧め、作成時にはアドバイスをし、クライアントのキャリアに対する価値観を見直すサポートをする」

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日本キャリア開発協会実技論述試験対策

日本キャリア開発協会の問題は、共通部分の事例を読んだ後に2つの事例を読み、解答します。
5つの指定語句を使用して解答する問題があるのが特徴です。

ここ近年は下記のような問題が出題されています。

受験者数
設問1 事例1と事例2の違いを5つの指定語句を使用して答える。
設問2 事例1と事例2の指定された箇所のキャリアコンサルタントの応答が、相応しいか相応しくないか、その理由も答える。
設問3 あなたが考える相談者の問題を答える。
設問4 あなたならどのような展開をしていくか、その理由も答える。

基本的には、キャリアコンサルティング協議会と同様に、キャリアコンサルタントとしてのあり方を意識することが大切です。

設問3と設問4は関連している質問となっています。設問3は「◯◯不足の可能性がある」「◯◯不足が感じられる」、
設問4は「寄り添って信頼関係を深める」「気づきを促す」「支援する」「理解を深める」などの解答がよいでしょう。

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実技面接試験対策

試験機関ごとの実技面接試験評価項目の違いは以下のとおりです。

キャリアコンサルティング協議会(評価区分:ABC)

評価項目 評価内容

(1)態度:
カウンセラーとして適切な態度であるかどうか。

・声が小さいと評価が「C」になりやすい。
・キャリアカウンセラーが自己不一致に陥らないようにする。
・話すスピードはゆっくりで間を取る。
・語尾はかぶらないこと。

(2)展開:
始めの話と終わりの話に変化があるかどうか。

1回目の要約と2回目の要約に変化があるようにする。

(3)自己評価:
口頭試問でどれだけ自分を客観視できているかどうか。

ロールプレイの後に試験官からできたこととできなかったことを答える口頭試問の際に、できていないのにできていると答えるなど、自分がわかっていない回答はしない。
口頭試問 毎年同じようなことを聞かれる。

日本キャリア開発協会(評価区分:ABCなど)

評価項目 評価内容

(1)主訴・問題の把握:
両者側からみた問題点の把握を的確に言えるかどうか。

主訴はクライアントからみた問題点、問題把握はキャリアコンサルタントからみた問題点を、専門家として専門用語も使用しながら具体的に伝える。

(2)具体的展開:
始めの話と終わりの話に変化があるかどうか。

・1回目の要約と2回目の要約に変化があるようにする。
・過去の経験を語ってもらい、それに対し何か気づいたことがあれば(経験代謝)、話に変化があったことになる。

(3)傾聴:
うなずき、相槌、繰り返し、要約、感情の反射など、カウンセリング技法を使っているかどうか。

・カウンセラーとしての態度はどうか。
・アドバイスや答えを言っていないか。
・うなずきや相槌のバリエーションがあると良い。

口頭試問 そのときによって質問内容が違う。
気持ちを構えないほうが良い。

練習は録音をして行い聞き直すことで、足らない点や直さなければならない点が把握できます。
また、相談者役の人に、もっと話したいと思ってもらえたか、聞いてくれているように感じたか、口癖がなかったか(「なるほどなるほど」など)、話しやすかったかなどの感想を聞きましょう。

ひとりでの練習が難しいと思った方は、実技対策講座の受講を検討してもよいかもしれません。

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学習スケジュールと勉強時間の目安

キャリアコンサルタント試験のおおまかなスケジュールの一例は以下のようになります。

キャリアコンサルタント試験のスケジュール例

養成講習は講習実施機関によって異なりますが、最低150時間は受講します。時間や曜日によって最短1.5ヶ月とするところもありますが、一般的には約3ヶ月です。
養成講習終了後の自己学習の必要時間は約200時間と言われていますが、個人の状況によって異なるので一概にはいえません。

単純計算で、1日2時間学習して3ヶ月で180時間です。しかし、毎日必ず2時間学習することは難しく、思うように進まないことも多々あります。
予想外のことが発生することも考慮して、4ヶ月から6ヶ月はみておくとよいかもしれません。

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独学でも取得可能?

実務経験のない方の受験資格は、厚生労働省認定のキャリアコンサルタント養成講習を修了しなければなりません。

独学で受験希望の場合、実務経験を満たしているかキャリアコンサルティング技能検定に合格している(学科・実技片方合格可)必要があります。
そのため、受験資格を満たしている方は、独学での資格取得が可能です。

学科試験は市販のテキストで対策できます。
しかし、実技面接試験は実務経験があるとはいえ、テキストのみやひとりでの対策は難しいでしょう。

実技面接試験対策は、相談役が必要で、何度もロールプレイを行ってフィードバックをもらわなければなりません。立ち振る舞いや時間制限などは実際に練習しなければ身につきません。

養成講習では講義はもちろん、ロールプレイなどの実技指導もあり、受験者の多くが養成講習修了者です。
受験資格者別合格率でみてみると、養成講習修了者の方が合格率が高いのは一目瞭然です。
独学では無理ということはありませんが、対策を取らないとかなり難易度が高くなってしまうでしょう。

受検資格別合格率(学科) 受検資格別合格率(実技)

キャリアコンサルタントnetは、キャリアコンサルタントを目指せる養成講習の情報をまとめたサイトです。独学では不安と感じる方は、まずはキャリアコンサルタント養成講習の資料請求(無料)をしてみましょう。

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まとめ

キャリアコンサルタント試験の難易度と合格率、試験対策、おすすめ勉強方法を詳しくみてきました。
キャリアコンサルタント試験は、特に合格率が低いわけではないことがわかり、比較的取得しやすい資格です。養成講習修了後の自宅学習をしっかりやることで、より合格が近づきます。

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